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気になるロザート

7/30/2013

 
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初めて飲んだロゼワインは忘れてしまいましたが、初めて感動したロゼは10数年前に飲んだ「マルサネ・ロゼ 1997 レジェ・ブービエ」でした。
フランス・ブルゴーニュ産のピノノワール種100%。
思わず手に取りたくなるような綺麗なサーモンピンク色で、
ベリー系の香り高く、果実味と酸のバランスがピシッと品よく整い、口の中でも華やかな、美しい辛口のロゼでした。
以来、プライヴェートで飲むワインを選ぶときには、けっこうな割合でロゼをチョイスしています。
棚に並んでいるのを見かけるとつい手を伸ばしてしまう、私にとっては気になる存在なのです。

以前はロゼワイン=甘口のイメージが強かったのですが、ワイン業界のたゆまぬ努力(?)が功を奏してか、店頭でさまざまな辛口のロゼを見かけるようになりました。
グラナートでもイタリアのロザート(ロゼ)を数種類取り扱っていて、一度その魅力に目覚めたお客さまから「新しいロゼ入ってない?」と尋ねられたり、ファンが増えつつあるのを実感しています。

イタリア各地の地品種から造られるロザート(ロゼ)は、色合いさまざま、味わいもさまざまでとても個性豊かです。紅茶の香りがするネッビオーロ種(北イタリア)のものや、フレッシュ&フルーティなサンジョベーゼ種(中部イタリア)、果実の力にあふれた官能的なモンテプルチアーノ種(中部イタリア)、濃厚で深みがある大人っぽいネグロアマーロ種(南イタリア)、エトナの気品!ネレッロ・マスカレーゼ種(シチリア)のロザート等々・・・。

グラスに注がれた色の美しさはもちろん素敵ですが、ロゼを飲むときの最大の楽しみは、なんといっても様々な料理との相性の良さ!

和食からフレンチ、イタリアン、中華などのエスニック系まで、素材でもお魚(特に赤身のマグロやカツオ)、お肉(特に鶏や豚)どちらにもしっくり寄り添ってくれるものが多いので、「迷ったらロゼ!」を合言葉にしたいぐらい、食卓での万能性が光るワインだと思います。
BBQや持ち寄りパーティでも、気の利いた1本としてぜひ。

2013年、スタート!

1/2/2013

 
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沖縄は元旦から快晴で、気持ちのいい新年の幕開けです。
近所の桜も少しずつ開花!(本土の方には信じられない光景ですね)。


昨年末から仕事(飲み?)を通じた素敵な出会いがたくさんあり、お店としては、よりイタリアワインの内容充実を図りたい、との想いを強くしています。
小さなお店なのでスペースには限りがありますが、なるべく入れ替えをしながら、イタリアワインならではの地方色あふれる豊かな味わいをもっとお楽しみいただけたら!と思っています。
また個人的には、サンジョベーゼの魅力を改めて思い知らされた昨年末だったので、今年は「もっとサンジョベーゼ!」をテーマに勉強&試飲をしていきたいと思っています。

お付き合いしているインポーターさんも増えてきているので、どんな新たな美味しいワインに出会えるか、そしてお客さまにご紹介できるか、ワクワクの2013年です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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夏の日の白ワイン

8/3/2012

 
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先月の有料試飲会<サルデーニャ島のワイン>は、おかげさまで予想以上の盛況でした。
「シチリアに比べて印象がジミかな~」という当初の心配は無用、お客さまからも「赤と白どっちも大当たり」「ダイレクトに旨い」とうれしい感想の数々。

今回お出ししたサルデーニャの白ワインは、実は、個人的に特別な思い入れがあるワインで、2001年の夏、ローマにあるサルデーニャ専門のリストランテで飲んで、
とても感動した白ワインなのです。


当時滞在していたアパートの裏にある飲食店、深夜までお皿を豪快に洗う音がガチャガチャ鳴り止まず、「よっぽど繁盛している“食堂”なんだなー」と思い、帰国前に出かけてみると、大衆食堂ではなく、立派なリストランテでした・・・。

晴れた夏の日のテラスでのランチ、すばらしく新鮮な魚介のマリネに合わせて勧められた白ワイン、うっとりするような香りに華やかさ、ふくよかかつ爽やかな果実味が口いっぱいに広がり、一口飲んだだけでフワッと幸せな気分に。
Funtanariras Vermentino di Gallura「絶対また飲みたい」と思い、初めてワイン名をメモして帰りました。

以来10年、輸入元のカタログや銘酒辞典をめくるたびに探していましたが、見つからず、「輸入されてないのかもな」と思っていましたが、お店をオープンした昨年の夏、ついに発見!
さっそく取り寄せてドキドキしながら飲んでみるとあの夏の感動がよみがえる、変わらぬおいしさで、この10年の思い出と一緒に味わうことができました。

今年は試飲会でお客様たちと楽しめたこの白ワイン、夏の日の記憶がまたひとつ、加わりました。

思い出のマエストロ

2/17/2012

 
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初めてワイン販売の仕事に就いたとき、前任者との引継ぎは2か月でした。
ソムリエさんや玄人(くろうと)のお客さんが大半というグランヴァン専門店でひとり応対することになる厳しい現実を思んばかってかその前任の方はわずか2カ月で本当にたくさんのことを教えてくださり、たくさんのワインを一緒に試飲してくださりました。
今でもその時に教わったこと、ワインの数々が私の原点になっています。 
ワインが好きで飛び込んだ仕事とはいえ、いざ囲まれてみると知らないワインばかり。
イタリアワインなら多少は・・・、というわずかな自負もミジンコになりひとりになる日への不安に駆られ、逃げ出したい気持ちになっていく中ある晩、その前任の方が「一緒に飲もう」と開けてくださったのは店の主力のボルドーではなく、1本のイタリアワインでした。

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ジュゼッペ・クインタレッリ
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ 1998
 ゆったりとした落ち着いた果実感で、まるでブランデーのような濃厚な風味が漂った赤ワイン。
しなやかで深みのある味わいに、余裕のない心が静かにほぐれていくような感覚が忘れられません。 
「高い品格と結びついた存在感において、ジュゼッペ・クインタレッリこそ巨匠である」by マット・クレイマー  。 
先月(1月)15日に亡くなった、アマローネの巨匠ジュゼッペ・クインタレッリ。
氏のアマローネはあの夜の一度しか飲めていませんが、感動という言葉以上のものを味わった、大切な思い出のワインです。 


キャンティ・クラッシコ / クエルチャベッラ Chianti Classico/ Querciabella

10/14/2011

 
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キャンティ・クラッシコ / クエルチャベッラ
私がワインの仕事に就くかなり前、大阪市内のレストランでソムリエさんにすすめてもらった1本のイタリアワイン。
何気に口に含んだ瞬間、今まで味わったことのない果実の滑らかさ、ふくよかさに
思わずしばらく黙ってしまうほどショックを受け、ワインという飲みものを初めてはっきりと意識しました。
この出会いがなかったら、今の仕事してたかな!?

 評価や人気の上昇とともに価格も上がり(涙)、なかなか飲む機会が少なくなってしまいましたが、明日の試飲会で、お楽しみいただきます。


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