月によって、夕方までに売切れてしまうこともあれば、試飲される方が少なくワインが残ることもあります。
それはテーマの魅力によるものももちろん大きいと思いますが、時おり、お客さまの「気分」って重なるんだなぁと感じることがあります。
飲みたいワインというより、飲みたい「気分」が集中するような・・・。
そういう時「お酒(ワイン)って気分の飲みものだな」と思うのです。
ですから、盛況かどうかに関わらず、ささやかでも試行錯誤しながら、続けていくことを大事にしたいと思っています。
ワインを飲みたい時、どんなワインを飲むかというのも、その日の気分で選ぶことって多いですよね。
(お料理に合わせてというのも圧倒的に多いですが・・・)。
赤なのか、白なのか、スパークリングなのか、甘口?辛口?、飲みごたえのあるものか、軽めなのか。
おすすめしたいワインはたくさんありますが、新入荷ワインより、限定ワインより、その方のその日の気分に寄り添う1本を。
「今日はこんなワインを飲みたい」というワクワク感、グラスに注ぐ前から豊かな気持ちになれる、そんなワインを一緒に選んで差しあげられたら・・・
この仕事を選んだいちばんの理由です。