毎年、お正月が終わるとまもなく「あの日」を迎えます。あの日とは、阪神淡路大震災の起きた1月17日。
あれから今年で19年。
19年前のあの朝、私は激震地の西宮で被災しました。
下からいきなりドンッと突き上げられるような衝撃があった後、起き上がることもできないほどの、凄まじい揺れが続きました。
(実際は20秒ほどだったようですが、終わることのないような長さに感じました)。
これが地震だということすら理解できないほどの恐怖、街中に立ちこめるガスの臭いや、倒壊した建物から助けを呼ぶ人の声、鳴り止まないサイレン・・・今でもついこないだのことのように思い出されます。
奇跡的にも身近には大きな被害がなく、少しずつ生活を取り戻していきましたが、「あたりまえの日常は、決してあたりまえではない」。
このことを身を持って経験したことで、人生観は大きく変わった気がします。
その後、人生における色々な選択を経て、今ここに生かされていること。
ワインを仕事にできたこと、お店を続けていられること、家族や周りの大切な人たちの存在。
私の場合、新しい1年を想うのは、この日にしています。
あれから今年で19年。
19年前のあの朝、私は激震地の西宮で被災しました。
下からいきなりドンッと突き上げられるような衝撃があった後、起き上がることもできないほどの、凄まじい揺れが続きました。
(実際は20秒ほどだったようですが、終わることのないような長さに感じました)。
これが地震だということすら理解できないほどの恐怖、街中に立ちこめるガスの臭いや、倒壊した建物から助けを呼ぶ人の声、鳴り止まないサイレン・・・今でもついこないだのことのように思い出されます。
奇跡的にも身近には大きな被害がなく、少しずつ生活を取り戻していきましたが、「あたりまえの日常は、決してあたりまえではない」。
このことを身を持って経験したことで、人生観は大きく変わった気がします。
その後、人生における色々な選択を経て、今ここに生かされていること。
ワインを仕事にできたこと、お店を続けていられること、家族や周りの大切な人たちの存在。
私の場合、新しい1年を想うのは、この日にしています。