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ワインの故郷 Georgia

7/7/2012

 
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先日、グルジア国立バレエの沖縄公演を観てきました。
世界的プリマ、ニーナ・アナニシヴァリ最後の「白鳥の湖」ということもあり、会場は大入り満員。
ニーナが登場すると、その圧倒的な存在感と、しなやかな美しい演技に惹きつけられっぱなしで、あっという間の2時間でした。
出演者と観客が共鳴し、10分以上続いたカーテンコール、スタンディングオベーション、鳴り止まない拍手・・・

かつてボリショイやローラン・プティなどいくつかのバレエ団の公演へも足を運んだことがありますが、生のバレエで何度も鳥肌の立つような感覚を味わったのは初めてです。

そして、今回のバレエ団の故郷であるグルジア。
シルクロードの西の端、コーカサス地方に位置する小さな独立国ですが、実はグルジアワインこそが世界最古の葡萄酒で、かの地が5000年前のワイン発祥の地といわれています。

以前、アメリカ人のお客さまで、ワインの知識も経験もずば抜けたものをお持ちの方から、忘れられないワインとして教えてもらったのがグルジアワインでした。
「ジョージアのメルローが本当に素晴らしかった」と言われたとき、「えっ?ジョージア州のメルロー?」と不思議に思い聞き返すと、「州ではなく、国だよ、ロシアの近くの」と言われ、ようやく英語圏ではグルジア=ジョージアだと理解しました。

それ以来、グルジアのメルローを飲む機会を探していますが、日本で手に入るグルジアワインは、聞きなれない地品種のものばかりで、メルロー種のものは見かけたことがありません。
そのお客さまもグルジア帰りの友人からもらったと仰っていたので、もしかすると国外へは輸出されていないかもしれません。

古代よりペルシア、ローマ帝国、オスマントルコやロシアの支配にあいながら、独自の伝統や芸能を培ってきたグルジア。

今回のバレエはもちろん、「100万本のバラ」のモデルになった画家のピロスマニ、ヨーロッパやアジアの影響を受けた多彩なグルジア料理、そしてグルジアワイン、いつか訪れてみたい、と心惹かれる魅力にあふれています。


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