イタリア屈指の銘醸地、トスカーナはもう幾度も取り上げていますが、今回は赤・白どちらも自然派。
まず、赤は久しぶりのキャンティ・クラシコの登場です。
言わずと知れたイタリア赤の代表銘柄で、スタンダードの「キャンティ」から、
限定された区画の「クラシコ」、熟成期間の長い「リゼルヴァ」、更には2010VINから
「グラン・セレツィオーネ」という新格付けのトップカテゴリーまで生まれるという幅広さ!
今回は、キャンティ・クラシコNo.1と言われる造り手の限定畑から生まれるリゼルヴァです。
白はこの地におけるビオディナミ(有機農法)の先駆者によるもので、
5種のぶどうのブレンディングの妙をお楽しみいただきます。
(左) テヌータ ・ディ・ヴァルジャーノ パリストルティ・ビアンコ 2011 Tenuta di Valgiano Palistorti Bianco 2011 グラス (70ml) ¥300 究極のオーガニック農法「ビオディナミ」を実践し、さらに造るワインも「スーパー・トスカーナ」と呼ばれるほど質実共にダイナミックな生産者。 ヴェルメンティーノ他4品種がブレンドされたこの白は、完熟果実の豊かな味わいに、きれいなミネラルや酸が溶け合ったバランスの良さが秀逸です。 | (右) サン・ファビアーノ・カルシナイア チェロッレ 2007 キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ San Fabiano Calcinaia Cellole 2007 Chianti Classico Riserva グラス (70ml) ¥500 2001年ヴィンテージがワインスペクター誌で95点を獲得し、至上最高のキャンティ・クラシコ・リゼルヴァと称される1本。 上級畑「チェロッレ」で無農薬栽培のサンジョベーゼから生まれたエレガンスの極みともいうべき濃厚かつ深みのある味わい。 キャンティ・クラシコという銘柄、サンジョベーゼという葡萄の奥深さに開眼する、美しい赤ワインです。 |