5月1日は、「メーデー」と祝日のようにカレンダー書いてあるのに平日で、いつでもゴールデンウィークの飛び石で、子供のころ、残念な思いをした記憶がある。
ところが、イタリアでは、正真正銘の
祭日。
労働者のお祭りである。
よって、スーパーもお店もすべて閉店。
労働者は働かなくてもいいのである。
そこで何をするかといえば、またまた
ピクニック。
この日は、天気がよければ、まるで、日本のお花見のように公園が人で埋まる。
そして、「fave e pecorino」ソラマメとローマのペコリーノチーズを食べるのである。
ソラマメはこの時期、一キロ1ユウロ。
市場で木箱で買って持ってくる人もいる。
ペコリーノは、羊乳で作った、塩味がピリッと強いチーズ。
ソラマメは鞘から出して、薄皮をむいてもむかなくても、生のままぽいっと口に放り込んで、すぐに、塩味の強い羊のチーズも、かけらをそのまま口へ。
ちょっと苦くて甘いソラマメと、チーズの塩味が相性抜群である。
これに、安いラツイオ地方の白ワインが加われば、もう、これだけで幸せ。
最初、ソラマメを生で食べるなんておなかを壊しそうとしり込みしたのに、食べてる人たちの幸せな顔を見たら、ついつい手が伸びて、薄皮をむくのさえだんだん面倒くさくなってきて、あとはもうイタリア人とおんなじに。
以前、イタリア人でソラマメアレルギーがあるという記述を、不思議に思った記憶がある。
イタリアに来て、なるほどとようやくそのわけがわかった。
日本ではソラマメアレルギーなんて、聞いたこともない。
準備のいらないこのそらまめとチーズをメインに簡単でおいしく楽しい労働者のピクニックである。
午後は4時から夜中まで、サン・ジョバンニ聖堂の広場で開かれる、労働組合主催のコンサートである。
これは、今年で21周年を迎える有名なコンサートで、人気スターがただで生で聞けるとあって、ローマ以外の都市からも若者が訪れ、今年も50万人が集まったという巨大コンサートである。
この会場から歩いて30分もかからないところに住んでいるが、いまだに一度も行ったことがない。
どちらかというと、混雑に巻き込まれないように、このあたりを避けて行動している始末であるが、若かったら、きっと楽しみであろう。
今年は、故ジョバンニ・パオロ2世の祝典もサンピエトロ大聖堂で開かれた。
これは、聖人に次ぐ地位、ベアートになったことを祝う祝典で、これには、世界90カ国から150万人の信者が集まったので、今年の5月1日はローマは大混雑の一日であった。
ところが、イタリアでは、正真正銘の
祭日。
労働者のお祭りである。
よって、スーパーもお店もすべて閉店。
労働者は働かなくてもいいのである。
そこで何をするかといえば、またまた
ピクニック。
この日は、天気がよければ、まるで、日本のお花見のように公園が人で埋まる。
そして、「fave e pecorino」ソラマメとローマのペコリーノチーズを食べるのである。
ソラマメはこの時期、一キロ1ユウロ。
市場で木箱で買って持ってくる人もいる。
ペコリーノは、羊乳で作った、塩味がピリッと強いチーズ。
ソラマメは鞘から出して、薄皮をむいてもむかなくても、生のままぽいっと口に放り込んで、すぐに、塩味の強い羊のチーズも、かけらをそのまま口へ。
ちょっと苦くて甘いソラマメと、チーズの塩味が相性抜群である。
これに、安いラツイオ地方の白ワインが加われば、もう、これだけで幸せ。
最初、ソラマメを生で食べるなんておなかを壊しそうとしり込みしたのに、食べてる人たちの幸せな顔を見たら、ついつい手が伸びて、薄皮をむくのさえだんだん面倒くさくなってきて、あとはもうイタリア人とおんなじに。
以前、イタリア人でソラマメアレルギーがあるという記述を、不思議に思った記憶がある。
イタリアに来て、なるほどとようやくそのわけがわかった。
日本ではソラマメアレルギーなんて、聞いたこともない。
準備のいらないこのそらまめとチーズをメインに簡単でおいしく楽しい労働者のピクニックである。
午後は4時から夜中まで、サン・ジョバンニ聖堂の広場で開かれる、労働組合主催のコンサートである。
これは、今年で21周年を迎える有名なコンサートで、人気スターがただで生で聞けるとあって、ローマ以外の都市からも若者が訪れ、今年も50万人が集まったという巨大コンサートである。
この会場から歩いて30分もかからないところに住んでいるが、いまだに一度も行ったことがない。
どちらかというと、混雑に巻き込まれないように、このあたりを避けて行動している始末であるが、若かったら、きっと楽しみであろう。
今年は、故ジョバンニ・パオロ2世の祝典もサンピエトロ大聖堂で開かれた。
これは、聖人に次ぐ地位、ベアートになったことを祝う祝典で、これには、世界90カ国から150万人の信者が集まったので、今年の5月1日はローマは大混雑の一日であった。