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ヴェニカ&ヴェニカ 2001 インシエメ Venica & Venica 2001 Insieme

5/18/2011

 
ちょっと前の話になるが、45回目のワインフェア「VINI ITALY」(ヴィーニイタリイ)が、イタリア・ヴェローナで4月初旬に行われた。
世界でもっとも大きいイタリアワインの展示会で、約4,000のワイン生産者が出品し、110カ国から15万6千人のワイン愛好家が訪れた。
外国からの参加者の割合は、ドイツがトップで、アメリカ、カナダ、イギリス、
スイス、フランス、オーストリアと続き、ロシア、中国、香港がベスト10である。
日本からもかなりの参加者が訪れたとの記述があったが、今年は震災の影響だろうか?
この有名なヴィーニイタリイのホームページでこんな記事を発見した。
 
イタリア北部に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の生産者「ヴェニカ&ヴェニカ」が今春発売された、希少なメルロー種の赤ワイン「インシエメ2001」の売上げ推定100,000ユーロ(現在の為替で約1,160万円)を、すべて日本の震災支援のために寄付するというのである。
 
この赤ワイン「インシエメ2001」は、2001年の収穫後、2年間樽で寝かせても、まだ熟成が足りず、2003年に瓶に詰めてからも、毎年試飲を続けてきて、ようやくこの3月に十分熟成され、出荷できる手はずが整ったころ、テレビから、日本での悲惨な地震の映像が伝えられてきたとのこと。

その瞬間、ワインを通して日本人と親交の深いこの生産者は、かなりの衝撃を受け、日本のための支援を決めた。

今回の地震によって、自然による恐ろしい災害を被った日本へ、自然によるすばらしい恵みを受けたこのワインを提供することによって、この支援はより大きな価値あるものになるのではないか、そういう想いが込められているらしい。
 
限定5,000本のこの貴重な赤ワインはすでに流通しており、この売上金はローマの日本大使館を通じて、順次日本への寄付金に当てられることになっている。
将来的には、ワインを通しての、震災孤児支援の活動も計画中とのこと。
なんともありがたい話である。
 
今年も大成功を収めたヴィニイタリイ、もうすでに来年度の日程も発表済みである。
2012年3月25日~28日。
今から計画して、ぜひ、来年は行ってみたいものである。

(Vinitaly Wine News より) 

5月の食材… グリーンピース Piselli

5/16/2011

 
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日本と同じく、グリーンピースが八百屋さんの店頭に並ぶと初夏を感じる。
冷凍もの野菜の代表のようなグリーンピースだが、季節の時期に味わいたいものである。
特にイタリアのグリーンピースは日本の物に比べて大粒で甘みが強い。
ソラマメと同様、新鮮なものは、生で食べるのが好きだという人もいるくらいである。
グリーンピースは、ベジタリアン料理でよく使われるように、たんぱく質、良質なビタミンを多く含有。
ここでは、日本での一般的な食べ方の豆ご飯に対して、イタリア版豆ご飯を紹介します。 



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リゾ・エ・ピゼッリ
Riso e Piselli

<材料>(4人分)
グリーンピース 300グラム(鞘から出したもの)
米 300グラム
グランチャーレ (ベーコンでもOK)
たまねぎ 4分一個
セロリ 一本
にんじん 半分
トマト 一個
パセリ 適量
オリーブオイル 適量
塩、こしょう
粉チーズ(パルミジャーノまたはペコリーノ)
 

<手順>
  1. 厚手のなべに、オリーブオイルを熱し、みじん切りにしたたまねぎ、にんじん、セロリ、パセリ、グアンチャーレを弱火で炒め、香りがでてきたら、ざく切りにしたトマトも加え、なじませる。
  2. 3カップのお湯を加え、グリーンピースをいれ、5分ほど中火で煮る。
  3. お米も加え、塩、こしょうし、20分くらい煮続ける。
  4. 途中で水が減ったら、随時お湯を加える。
  5. イタリア風にお米の芯が残っている雑炊のようになったら、チーズを加え、
    できあがり。

カンティーネ アペルテ Cantine Aperte

5/12/2011

 
5月の最終日曜日は、イタリア全土でカンティーナ(ワイナリー)の扉が実際に開かれて、ワイン愛好者との交流を深めるイベントが、もう19年も続けられている。
年々このイベントに対する興味が高まり、観光客のみならず地元の人の注目を集めており、昨年は、イタリアで800のカンティーナが参加し、百万人を超える見学者が集まった。

数年前、私もトスカーナにこのイベントのために出かけていった。
特に印象に残っているのは、フレスコバルディ。
門から延々続く杉並木を車で走っていると、あたかも、自分が招待されたお客のような気分であったが、着いてみると大勢の観光客。
そして、大規模経営のために、まるで、ビール工場で見たような大きな

ステンレス製の樽。
なんだか、そのギャップにがっかりした。
でも、もちろん試飲は大満足だったが。

一方、小さな生産者は、採算度外視でオーナーが自分の楽しみのために作っているというビンサント(今は純粋な方法で作っているほうが少ないらしい)の話など、小規模ならではのエピソード。
いずれにしても、普通はなかなか見れないカンティーナの内側へ入ることができ、しかも、ガイドつきのカンティーナ見学、ワインについての説明、おつまみつきのワインの無料試飲など(カンティーナによってまちまちだが、生ハムやチーズがついていたところもあった)、ワインに興味のない人でも十分楽しめる内容になっている。

私のおすすめのイベントです。 

5月1日 メーデー Primo Maggio

5/11/2011

 
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5月1日は、「メーデー」と祝日のようにカレンダー書いてあるのに平日で、いつでもゴールデンウィークの飛び石で、子供のころ、残念な思いをした記憶がある。
ところが、イタリアでは、正真正銘の

祭日。
労働者のお祭りである。
よって、スーパーもお店もすべて閉店。
労働者は働かなくてもいいのである。
 
そこで何をするかといえば、またまた

ピクニック。
この日は、天気がよければ、まるで、日本のお花見のように公園が人で埋まる。
そして、「fave e pecorino」ソラマメとローマのペコリーノチーズを食べるのである。
ソラマメはこの時期、一キロ1ユウロ。
市場で木箱で買って持ってくる人もいる。
ペコリーノは、羊乳で作った、塩味がピリッと強いチーズ。
ソラマメは鞘から出して、薄皮をむいてもむかなくても、生のままぽいっと口に放り込んで、すぐに、塩味の強い羊のチーズも、かけらをそのまま口へ。
ちょっと苦くて甘いソラマメと、チーズの塩味が相性抜群である。
これに、安いラツイオ地方の白ワインが加われば、もう、これだけで幸せ。
最初、ソラマメを生で食べるなんておなかを壊しそうとしり込みしたのに、食べてる人たちの幸せな顔を見たら、ついつい手が伸びて、薄皮をむくのさえだんだん面倒くさくなってきて、あとはもうイタリア人とおんなじに。
以前、イタリア人でソラマメアレルギーがあるという記述を、不思議に思った記憶がある。
イタリアに来て、なるほどとようやくそのわけがわかった。
日本ではソラマメアレルギーなんて、聞いたこともない。
準備のいらないこのそらまめとチーズをメインに簡単でおいしく楽しい労働者のピクニックである。
 
午後は4時から夜中まで、サン・ジョバンニ聖堂の広場で開かれる、労働組合主催のコンサートである。
これは、今年で21周年を迎える有名なコンサートで、人気スターがただで生で聞けるとあって、ローマ以外の都市からも若者が訪れ、今年も50万人が集まったという巨大コンサートである。
この会場から歩いて30分もかからないところに住んでいるが、いまだに一度も行ったことがない。
どちらかというと、混雑に巻き込まれないように、このあたりを避けて行動している始末であるが、若かったら、きっと楽しみであろう。
 
今年は、故ジョバンニ・パオロ2世の祝典もサンピエトロ大聖堂で開かれた。
これは、聖人に次ぐ地位、ベアートになったことを祝う祝典で、これには、世界90カ国から150万人の信者が集まったので、今年の5月1日はローマは大混雑の一日であった。 


    Nahoko

    ローマ在住


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