ちょっと前の話になるが、45回目のワインフェア「VINI ITALY」(ヴィーニイタリイ)が、イタリア・ヴェローナで4月初旬に行われた。
世界でもっとも大きいイタリアワインの展示会で、約4,000のワイン生産者が出品し、110カ国から15万6千人のワイン愛好家が訪れた。
外国からの参加者の割合は、ドイツがトップで、アメリカ、カナダ、イギリス、
スイス、フランス、オーストリアと続き、ロシア、中国、香港がベスト10である。
日本からもかなりの参加者が訪れたとの記述があったが、今年は震災の影響だろうか?
この有名なヴィーニイタリイのホームページでこんな記事を発見した。
イタリア北部に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の生産者「ヴェニカ&ヴェニカ」が今春発売された、希少なメルロー種の赤ワイン「インシエメ2001」の売上げ推定100,000ユーロ(現在の為替で約1,160万円)を、すべて日本の震災支援のために寄付するというのである。
この赤ワイン「インシエメ2001」は、2001年の収穫後、2年間樽で寝かせても、まだ熟成が足りず、2003年に瓶に詰めてからも、毎年試飲を続けてきて、ようやくこの3月に十分熟成され、出荷できる手はずが整ったころ、テレビから、日本での悲惨な地震の映像が伝えられてきたとのこと。
その瞬間、ワインを通して日本人と親交の深いこの生産者は、かなりの衝撃を受け、日本のための支援を決めた。
今回の地震によって、自然による恐ろしい災害を被った日本へ、自然によるすばらしい恵みを受けたこのワインを提供することによって、この支援はより大きな価値あるものになるのではないか、そういう想いが込められているらしい。
限定5,000本のこの貴重な赤ワインはすでに流通しており、この売上金はローマの日本大使館を通じて、順次日本への寄付金に当てられることになっている。
将来的には、ワインを通しての、震災孤児支援の活動も計画中とのこと。
なんともありがたい話である。
今年も大成功を収めたヴィニイタリイ、もうすでに来年度の日程も発表済みである。
2012年3月25日~28日。
今から計画して、ぜひ、来年は行ってみたいものである。
(Vinitaly Wine News より)
世界でもっとも大きいイタリアワインの展示会で、約4,000のワイン生産者が出品し、110カ国から15万6千人のワイン愛好家が訪れた。
外国からの参加者の割合は、ドイツがトップで、アメリカ、カナダ、イギリス、
スイス、フランス、オーストリアと続き、ロシア、中国、香港がベスト10である。
日本からもかなりの参加者が訪れたとの記述があったが、今年は震災の影響だろうか?
この有名なヴィーニイタリイのホームページでこんな記事を発見した。
イタリア北部に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の生産者「ヴェニカ&ヴェニカ」が今春発売された、希少なメルロー種の赤ワイン「インシエメ2001」の売上げ推定100,000ユーロ(現在の為替で約1,160万円)を、すべて日本の震災支援のために寄付するというのである。
この赤ワイン「インシエメ2001」は、2001年の収穫後、2年間樽で寝かせても、まだ熟成が足りず、2003年に瓶に詰めてからも、毎年試飲を続けてきて、ようやくこの3月に十分熟成され、出荷できる手はずが整ったころ、テレビから、日本での悲惨な地震の映像が伝えられてきたとのこと。
その瞬間、ワインを通して日本人と親交の深いこの生産者は、かなりの衝撃を受け、日本のための支援を決めた。
今回の地震によって、自然による恐ろしい災害を被った日本へ、自然によるすばらしい恵みを受けたこのワインを提供することによって、この支援はより大きな価値あるものになるのではないか、そういう想いが込められているらしい。
限定5,000本のこの貴重な赤ワインはすでに流通しており、この売上金はローマの日本大使館を通じて、順次日本への寄付金に当てられることになっている。
将来的には、ワインを通しての、震災孤児支援の活動も計画中とのこと。
なんともありがたい話である。
今年も大成功を収めたヴィニイタリイ、もうすでに来年度の日程も発表済みである。
2012年3月25日~28日。
今から計画して、ぜひ、来年は行ってみたいものである。
(Vinitaly Wine News より)