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もう3年、まだ3年

4/19/2014

 
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年度末の慌ただしさと共に4月1日、オープンから3周年を迎えました!
前日は月曜で定休日でしたが、消費税の改正でプライスカードなどを作り直すため、一日中お店で作業をしていました。
ちょうど3年前の開店前日のように。

振り返るにはあまりに早すぎますが、これまでにない充実した3年間、足を運んでくださるお客さまたちとの日々のやりとりは、とてもかけがえのないものです。
以前、ふらりと入って来られた占い師(自称?)の方から、「人が人を呼ぶ・・・人に恵まれてますね」と言葉をかけられましたが、本当にそうだな~
としみじみ思います。

コンセプトであるイタリアワイン以外に、他の国のワインも多少おいていますが、オープン当初に比べて、イタリアワインに興味を持ってくださる方が増えていっているのをうれしく実感しています。
中には、「ここではイタリアワインしか買いたくない」とおっしゃるお客さまも。
もっとファンになっていただくために、4年目もより多くのワインに接して、ご紹介していきたいと思います!

(写真のキャプション)
花束、エプロン、キャンドル、日本酒、いちご・・・たくさんいただいたお祝いの中にはワインまで!
入手困難な「アマローネ2007/ラルコ」や、ご自身の秘蔵「グラナート2007/フォラドリ」を抜栓してくださった方も。
ごちそうさまでした(^^)

ミモザの日

3/6/2014

 
沖縄の春は1月!桜と同じ時期に花開きました。沖縄の春は1月!桜と同じ時期に花開きました。
イタリアで春を告げるお花と言えば、ミモザ。
見ているだけでなんだか気分が軽やかになりそうな、黄色のフワフワッとした愛らしいお花です。
花言葉は「真実の愛」、「友情」。

イタリアでは3月8日は、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デッラ・ドンナ=女性の日)」として、男性が日頃お世話になっている女性に、ミモザの花を贈る日とされています。
恋人や妻だけでなく母親、祖母、友人にも。
街がミモザで彩られ、女性たちは家事などからも解放され、友人同士でレストランに出かけるのも一般的だそう。

去年、お店でもミモザを育てようと思って購入しましたが、イメージにぴったりの鉢が見つからないのと、台風でダメになったらどうしようという過保護な心境から、
自宅で育てていました。そしたら、見事、開花!
・・・と言ってもここは沖縄。1月下旬のお話です(笑)。

ミモザと言えば、カクテルでも有名。
シャンパンにオレンジジュースを加えたもので、ミモザの花を思わせる色からこの名がついたそうです。別名“この世で最もおいしくて贅沢なオレンジジュース”。
ミモザの日に楽しみたい一杯です。


ボトルがアートに!

1/21/2014

 
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先日お客さまからいただいた、
ワインボトルのリサイクルで造られた作品です。
ぜんぶ溶かして成型し直すのではなく、
元々の形を生かしてスタイリッシュなトレー(お皿)に。
チーズやドライフルーツなど、ワインのおつまみを乗せても素敵ですね。

「あの日」を想って

1/16/2014

 
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毎年、お正月が終わるとまもなく「あの日」を迎えます。あの日とは、阪神淡路大震災の起きた1月17日。
あれから今年で19年。
19年前のあの朝、私は激震地の西宮で被災しました。
下からいきなりドンッと突き上げられるような衝撃があった後、起き上がることもできないほどの、凄まじい揺れが続きました。
(実際は20秒ほどだったようですが、終わることのないような長さに感じました)。
これが地震だということすら理解できないほどの恐怖、街中に立ちこめるガスの臭いや、倒壊した建物から助けを呼ぶ人の声、鳴り止まないサイレン・・・今でもついこないだのことのように思い出されます。
奇跡的にも身近には大きな被害がなく、少しずつ生活を取り戻していきましたが、「あたりまえの日常は、決してあたりまえではない」。
このことを身を持って経験したことで、人生観は大きく変わった気がします。

その後、人生における色々な選択を経て、今ここに生かされていること。
ワインを仕事にできたこと、お店を続けていられること、家族や周りの大切な人たちの存在。
私の場合、新しい1年を想うのは、この日にしています。

2014年最初の赤ワイン。「トゥラン」はエトルリアの愛と美の女神。

一年の終わりに

12/21/2013

 
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10月末のノヴェッロ(イタリアの新酒)解禁から、首里城祭、ボージョレ・ヌーヴォー解禁、クリスマスセールと、イベントに追われるように(例年のことなのに学習能力が・・・)、12月を迎えました。
そして、早くも新年まで残り10日を切っています。

2013年もたくさんのワインを飲みました、お仕事でプライヴェートで。
新たな出逢いや発見、感動が多々ありましたが、やっぱり心に残るのはリラックスした時空間で味わうワインです。

先週、年内最後の定休日にいただいたのも、まさにそんな1本。
今年の(個人的な)テーマでもあるサンジョベーゼのワイン、キャンティ・クラッシコです。
Chanti Classico 2009 La Porta di Vertine
グラスに注いでるときから「アラッ」と期待の高まる、果実と花のような華やかな香り、樹齢30年のぶどうに由来する凝縮感や深みがありつつ、口あたりはどこまでもエレガント。
師走の忙しさや疲れを忘れさせてくれるような、落ち着いたピュアな果実味で、久しぶりにゆったりとグラスを傾けました。
このワインにはスパゲッティ・ボロネーゼを合わせましたが長時間煮込まれたラグーの旨み、トマトの上品な酸味との相性の良さは語るまでもありません。
日々の幸せってこういう時間にあるんだなー、と思えるつかの間のランチタイム、好みのキャンティ・クラッシコに出逢えたうれしさも相まって、リフレッシュ効果は絶大です!

今年いちばん感動したワイン、印象に残ったワインは何でしょうか?
大みそかには何を飲もう、新しい年の最初の1本は?
考えるとワクワクするような楽しさが、私自身何年経っても尽きません。

東京土産

10/27/2013

 
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9月に東京へ出張で行った際、ある百貨店のワイン売り場で買いものをしました。
自分のためのお酒を買うのはほんとうに久しぶりです。

(ほぼ販売用を試飲する日々なので...)

わざわざ東京から持ち帰ってきたもの、それはグラッパです。
イタリアを代表する食後酒、ワイン用の葡萄の搾りかすを蒸留して造られるアルコール度数の高い(40~50度)お酒で、食後に飲むと、満腹の胃に刺激を与えて消化を促すといわれています。

(写真、左:どのボトルも光る存在感。最近はギフトに選ばれることも増えてきました。)

パッと目を引くボトルのデザイン、クリーンに透き通った液体、あるいは樽で熟成したウィスキーみたいな淡い褐色の色合い・・・酒類上ブランデーのカテゴリーに入れられますが、その魅力はなんといっても葡萄の種類の豊かさ!
もともとはヴェネト州の「バッサーノ・デル・グラッパ」が発祥と言われていますが現在ではワイン同様、北から南まで様々なグラッパが造られています。
常温で、キンキンに冷やして、と温度で雰囲気が変わったり、エスプレッソに加えたり(この加え方にもバリエーションあり)、楽しみ方もいろいろです。



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(写真、左:ラルコのグラッパ。「グラッパも造っていたなんて・・・」偶然入った百貨店で運命の出会い(笑)。

今でこそ、自分のお酒のペースがつかめてきて食後酒を楽しむ余裕が出てきましたが、社会人になって初めてグラッパを飲んだ夜のことは忘れられません。
なぜなら、リストランテでワインとお料理を堪能して、食後にすすめられたグラッパをクイッといただいたところ・・・あろうことか席に座ったまま、1時間半も眠ってしまったのですzzz!
目覚めると、一緒に食事をしていた方とその店のオーナーさんが、談笑していて、一瞬「ここはどこ?」の世界でした。

先日、一緒に食事に行った友人が同じように眠ってしまったのを見て、過去の失敗を思い出しました(苦笑)。

今回、東京で見つけたグラッパは、輸入元も限定品だったようで、仕入れることは叶わず、この1本限りです。
売り物ではないので、年末にお店で開けてご希望の方に振る舞いたいと思います♪


Birra Messinaはシチリアか沖縄で!?!?

9/6/2013

 
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2013年、今年の夏はほんとうに暑かったですね。意外なようですが、沖縄にいて本気で「暑い!」と思った夏は初めてかも。
でも、7月に関西へ行ったらもっと暑くて夏バテして帰ってきたので、沖縄はこれでも他府県よりマシだったんですね(笑)。

ワインも例年より白やスパークリングがよく出ていきました。
そして、もちろんビールも。
グラナートではイタリアのビールを1種類だけ扱っています。
他にも扱いたい気持ちはあるのですが、
味と価格の見合うものが、今のところコレだけなのです。

イタリア・シチリア島の「ビッラ・メッシーナ」。

(写真) 口のすぼまったグラスで飲むと、香りの華やかさがひときわ。

Birra(ビッラ)※発音の難易度★★★★はイタリア語でビールの意味。
メッシーナはシチリア北東部の海の玄関口、メッシーナ港のある都市の名前です。

南の島のビールだけあって、オリオンビールのように気候にぴったりの軽やかな味わいですが、特筆すべきはその香りの高さと、繊細で持続性のある泡、のどを通った後の絶妙な苦味とコク。
ラガータイプの中でも香りの華やかなピルスナーに属しています。

以前関西に住んでいるとき、百貨店でオリオンビールを見つけては、懐かしく買ったりしましたが、イタリアでのメッシーナも同じ立場だそう。
ローマに暮らす姉は、沖縄に帰省した際に初めてメッシーナを飲み、ローマに戻ってからシチリア出身の友人に「こないだメッシーナ飲んだよ」と言ったら「どこで売ってたか教えて、シチリア以外で見かけないから飲みたい」と言われたそうです。
ローマのスーパーでは「モレッティ」や「ナストロ・アズッロ」が主流で残りはドイツやベルギービール、メッシーナはほとんど流通していないようです。

シチリアは個人的にも憧れであり、未だ訪れていない土地・・・。
芸術的には「ゴッドファーザー」や「山猫」などの映画、オペラの「カヴァレリア・ルスティカーナ」が有名ですが(この間奏曲は厚かましくも自分のお葬式に使いたいぐらい好き)、http://www.youtube.com/watch?v=fZynaqyy7MI

地品種を使ったワインの魅力はもちろん、食材もピスタチオ、カラスミ、ケイパー、オリーブなどイタリア食材の宝庫で私も大好きなものばかり!
そして何より沖縄同様、シチリア王国として独立した歴史と文化を持つ、エキゾチックで、独特の哀愁と色気のある島だと思います。


気になるロザート

7/30/2013

 
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初めて飲んだロゼワインは忘れてしまいましたが、初めて感動したロゼは10数年前に飲んだ「マルサネ・ロゼ 1997 レジェ・ブービエ」でした。
フランス・ブルゴーニュ産のピノノワール種100%。
思わず手に取りたくなるような綺麗なサーモンピンク色で、
ベリー系の香り高く、果実味と酸のバランスがピシッと品よく整い、口の中でも華やかな、美しい辛口のロゼでした。
以来、プライヴェートで飲むワインを選ぶときには、けっこうな割合でロゼをチョイスしています。
棚に並んでいるのを見かけるとつい手を伸ばしてしまう、私にとっては気になる存在なのです。

以前はロゼワイン=甘口のイメージが強かったのですが、ワイン業界のたゆまぬ努力(?)が功を奏してか、店頭でさまざまな辛口のロゼを見かけるようになりました。
グラナートでもイタリアのロザート(ロゼ)を数種類取り扱っていて、一度その魅力に目覚めたお客さまから「新しいロゼ入ってない?」と尋ねられたり、ファンが増えつつあるのを実感しています。

イタリア各地の地品種から造られるロザート(ロゼ)は、色合いさまざま、味わいもさまざまでとても個性豊かです。紅茶の香りがするネッビオーロ種(北イタリア)のものや、フレッシュ&フルーティなサンジョベーゼ種(中部イタリア)、果実の力にあふれた官能的なモンテプルチアーノ種(中部イタリア)、濃厚で深みがある大人っぽいネグロアマーロ種(南イタリア)、エトナの気品!ネレッロ・マスカレーゼ種(シチリア)のロザート等々・・・。

グラスに注がれた色の美しさはもちろん素敵ですが、ロゼを飲むときの最大の楽しみは、なんといっても様々な料理との相性の良さ!

和食からフレンチ、イタリアン、中華などのエスニック系まで、素材でもお魚(特に赤身のマグロやカツオ)、お肉(特に鶏や豚)どちらにもしっくり寄り添ってくれるものが多いので、「迷ったらロゼ!」を合言葉にしたいぐらい、食卓での万能性が光るワインだと思います。
BBQや持ち寄りパーティでも、気の利いた1本としてぜひ。

ざくろとグラナート

6/22/2013

 
北イタリア・トレンティーノ州、赤の銘酒「グラナート」。 エチケットにざくろが描かれています(^^)
少し前の話ですが、店先の「ざくろ」が初めてお花を咲かせました!

お店で育てているのは沖縄県産のざくろですが、ざくろは聖書にもその名が出てくるほど起源が古く、人類が植えた最古の樹木のひとつだそうです。
実を多くつけることから“豊穣”のシンボルとも。

実は、「ざくろ」は店名の「グラナート」にもほんの少し関係があります。
よく尋ねられるのですが、「グラナート」の意味は、1月の誕生石である【ガーネット】のイタリア語名。ガーネットは石の形がざくろの実に似ていることから和名で【ざくろ石】とよばれています。
パワーストーンでもあるガーネットは、植物のざくろ同様“実りの象徴”、コツコツ積み上げてきた努力を実らせ、成長していくパワーを与えてくれるそうです。・・・が、正直、店名を決めた時はそこまで深く知りませんでした。ふと好きな赤ワインの色を思い出し、落ち着いた雰囲気(味わいも)のガーネット色が好きだったのと、私は1月生まれなので、誕生石ガーネットはちょうどいいかと(笑)。
さらにイタリア語でグラナートにすると耳に心地よく、とても好きな響きだったので他の候補も考えずに決めちゃいました。

ざくろの実は以前に食べたこともあるのですが、花を生で見るのは今回が初めてでした。赤い蕾がぷっくらしてきて、その中から朱赤のお花が開きました。(果実の色とは違う赤でびっくり)。いつか実がつくといいな~と早くも期待しています♪。

(写真下)北イタリア・トレンティーノ州、赤の銘酒「グラナート」。エチケットにざくろが描かれています(^^)


人もワインも巡り合せ

5/10/2013

 
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以前勤めていたお店でお客さんだったKさん、ワイン専門のお仕事をされているわけではないけれど、まるで目利きのようなセンスの持ち主で、いつも飲みごろのワインを、飲むために買われる方でした。
その舌の経験に伴ったワインの知識も半端なく、こちらも勉強になるようなコメントをいただくこともしばしば。

そんなKさん、いまは沖縄を離れていらっしゃいますが、年に1,2度戻ってこられて、グラナートにも顔を出してくださいます。

今回は北イタリア・ヴェネツィア・ジューリア州の白ワインをお土産に訪れてくれました♪

「ラ・カステッラーダ ソーヴィニヨン2003」La Castellada Sauvignon 2003・・・実はイタリアの白で10年モノを飲むのは初めてです^^;!

同じオスラヴィエ(地名)の生産者にはラディコンなども有名ですが、このラ・カステッラーダも彼ら同様有機農法を実践しています。
またこの地の伝統らしいのですが、通常の白ワインとは違い、皮ごと発酵させる赤ワインのような造り方でなるほど、その色の濃さは単に10年の熟成からくるものだけではないようです。
香りも抜栓するや否やブランデーのような甘く濃厚な香りが漂い、そのあとで熟成香やシェリーを思わせる麦わらのような香りが広がってきます。
(これがソーヴィニヨンブラン???という驚き)。

口に含むと凝縮された果実味がギュッとストレートに感じれらますが、極めてエレガントな風味で、長い余韻もきれいにゆったりとひいていきます。
白にしてはアルコール度数が高いので(14.5度!)、単独でスルスル飲むタイプではなく、しっかり系のチーズやサラミなどと合わせたい、フルボディです。

こういう印象的(=個性的!)なワインに出会うと、「ほんとにワインっていろいろで面白いな」とつくづく思います。

そして自分ではチョイスしないであろうワインをプレゼントでいただくことの醍醐味も。
新たな味わいとの出会いが、ワインの世界をまた少し広げてくれますから。

Kさん、滞在中の貴重な時間にイタリア旅行話の楽しいひと時etcをありがとうございました!

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